おのれ！　巡回査察員！　〜BIOMEGA最終巻〜

レーフはそんな所にいたのか！　笑ってしまう。

半ば自業自得とはいえ、ニアルディは哀れだ。ナレイン含めて、子どもみたいな派閥争いをしていた連中は全員そうなんだろうが……。

それにしてもこれ、要するに、火星への再探査が実現した段階で話は終わってるんだよね。後はもう弐瓶さんが好き勝手に世界を表現しただけという……よく考えたもんだ。唐突な終わりのようでいて、そうでもない。

今度はここまでのじゃなくて、近未来的なものも読みたいなあ。逆に時代劇とか中世ものやったらどうですか、とも思う。まあ、久々に心底楽しめる最終巻を読めました。