頚城平野にも

やっと積雪らしい積雪がやってまいりました。






本の発注のために立ち寄った本屋で北越雪譜を買ってしまうほどの浮かれっぷり。新書サイズは持っていなかったので、ついつい。

校註北越雪譜

校註北越雪譜

なお北越雪譜は現在、電子テキストでも閲覧できるようになっています。

北越雪譜 - 鈴木牧之著作の北越雪譜を電子テキスト化 http://www.i-apple.jp/hokuetsu/

なお、私がときどき言っている、「火車をぶん殴って退治した北高和尚」というのは、

http://www.i-apple.jp/hokuetsu/66.html

で参照できます。

古代中国の山海経などもそうですが、この手のものはどうしても怪異にばかり注目が集まりますが、火車の記述にしても、これは冬に不幸があったとき、なかなか遺体を荼毘にふせない状況が長く続く中、火車のような怪異がどれだけ迷惑がられたかが、全体を通して見えてきます。そうした悩ましさを、雪の一面として、忘れたくないものです。