Scars on broadway

スカーズ・オン・ブロードウェイ(初回生産限定デジトレイ仕様)

スカーズ・オン・ブロードウェイ(初回生産限定デジトレイ仕様)

System of a down(現在は休止中。以下SOADと表記)のメンバー、マラキアンとドルマヤンがここぞと繰り出したアルバム。

BABYLONはわりとストレートな曲で、ある意味でこのバンドらしいのかな。CHEMICALSは良いなあ、熱いなあ。歌詞ともどもグラグラしとる。これは確かに、SOADで出来そうで出来ない曲だったかもね。一方、Cute Machinesなんて、んもー、こういうのを思い出したようにやってくれるのが大好きだ。

どうもアルバム前半の曲と後半の曲とで関連付けているようで(もちろん確証はない)、気付くと聞き入っている。この点ではSOAD時代よりも巧緻かもしれない。

んにゃー、もしかしたら面子が面子だから、曲目作りの点で何かしらのリセットがあったのか。2nd辺りの具合に戻ってる気がしてならない。一方でこれまでにあった、そしてこれからもそうだと思われる魅力もちゃんとあるので、十分に楽しめるアルバムになっている。