機動戦士ガンダムUC・5「ラプラスの亡霊」
書店に立ち寄った際、売り出していたので、即会計。
機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊 (角川コミックス・エース (KCA189-6))
- 作者: 福井晴敏,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: コミック
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詳しい内容についてはあえて触れないとして、頭の先から爪先までサイコフレームの通ったユニコーンガンダムが、地上ではどう動くのか。興味深い所です。これはバナージにも言えることで、彼も宇宙作りの宇宙育ち。リディのような厳格ながらも甘えられる環境は、バナージにはありません。その点で、ミネバとの再会も期待したい。
気になるのはフロンタルの立ち回り。出番があるのか、どうなのか。今回も見せ場をある人物に食われてしまいましたし、以前のような尋常でない活躍もとい跳梁は、いつ見られるのでしょうか。
最後に、挿絵について。安彦氏から虎哉氏に移って色々ありましたが、元々、この方は福井さんと縁があるので(漫画版「終戦のローレライ」)、一度このタッグが落ち着いた今となっては、かなり良い仕上がりになっているように思えます。まあ、もちろん私見です。
全体を鑑みて、この調子なら続刊がじきに出るのを期待できそうかな。
ここからはついでの雑談。成人向け漫画作品についてなので、興味が無い方は「右回れ」もとい「戻る押せ」。
書店に立ち寄ったとき、竜胆氏の新刊も探したんですが、生憎と無し。それとは別に、昨日、シンザンとの用事で外出した際、不意に書店に立ち寄り、とうとうひねもすのたり氏の商業作品全巻を揃える。
ひねもすのたり氏はふたなり作品で有名ですが、軽妙な調子と比較的地味な作風(褒めてます。多分、あさりよしとお先生絡みで身に付いた作風だと思われる)で、やたらと濃いのが多い昨今のこの手の業界では、六年近くずっとお気に入り。
私がこっちの作品とかに興味を持った頃は、氏賀先生などが大活躍しており(私もファンですが、グロそのもより、漫画らしい漫画の体裁を採っているためなのが大きい)、だからなのかどうかは確証が持てませんが、やたらと濃い作家が多いんですよね。その点で貴重な方だと思います。何より、面白いし。いや、もちろん、エロイのが何よりなんですけどね。
今週末は謙信公祭もあって、予想以上に充実していたなあ。