続はにほー(完):闘神都市3クリア

EDの最後の最後を見て、わかったぜ。テーマはこれだったんだな、うん。

処女を取り戻せ。

いや、だってさー、ちゃっかり色がさー(ry

さて、一応は真面目なことも。

ゲームとしてはかなり微妙な出来です。無駄に手間取るわりには展開に弾みがないので「またやんのかよ」という気にさせる。そこら辺、ランス6に近いかな。ただランス6はまだシナリオに関して良かったんですが、これは統一性に欠けるというか「さっきまであれをやっていたのに今度はこれをするの?」みたいな、おつかいイベントしか無い印象。というのも、目的が多すぎるんですよ。

最初は親父さんに会うためだったのが、一つ二つと目的が増え、クライマックスが近くなればなるほど敵の小物ばかりがじゃんじゃか出て来て(結局は誰が黒幕だったか聞かれた場合、返答に困る)、かといって誰かが革変するわけでもなく「ああ、因果応報だなあ」っつー、なんだこのお経でも読んだときの気分は。

しかも序盤で「こいつ臭すぎる」と思ったのが全て本当に敵だった罠。「と思わせておいてこれだな!」みたいなこともなく、王道な盛り上がり方も無いもんだから、っつか何故だか知らないけどクライマックスに近くなればなるほど展開が端折られてる罠。普通は逆とちゃうんか。んまあランスと違って大袈裟な話になりづらいんで、シナリオについてはあまり期待はずれってほどじゃありません。シナリオ運びが問題だ、っつー話です。

ランスの次回作が恐らくは魔界が舞台なんじゃねえかって話が前から出ていますが(子持ちになった悪魔娘の件があそこまで引っ張られているため)、今回、闘神都市3をやってみて、ますますそんな気がしてきました。やるかどうかは、このスタッフ(やり方)だと微妙。

そうだなあ、ルドラサウム大陸周りの設定が好きな人以外には少しおすすめできないかな。あと、小ネタで素直にプププと笑える人。「そんなことは良いから盛り上げろよ!」とかキレる人にはダメダメ。