これからのことを踏まえて

自分が危うい線の上に立っているなと思うことが度々ある。特に今年一年はそうで、自分自身は大した進展も無いのに、実態以上の結果が出ている。これを兵法や処世術と言ってしまうのが知識人の危うさで、そもそも私は学も無いのだから、謙虚に行きたい。今年一年はもう取り返せないのだと、戒めていきたい。

さて、今年は何かと人と濃密に話す機会が多く、自分が知っていること、経験したことを改めて評価する機会に恵まれたと言い換えることができる。

私の根っこの部分はN先生によって形作られていて、再構築は岳飛氏による。実際はお二人とも私自身に直接何かをしたというわけではなく、結局は自分で物事を解決しなければならないと、突き放した部分があった。

N先生による部分は、これは私が一生をかけて一般に反映させられるような形で伝えなければならないし、そうしているのだけれど、これは今話しても仕方がない。面白くない。

今年一年、まずは気胸が再発したことが大体に影響している。これで私のここ数年が頭の中で一挙にスパークした感があり、どこか気の抜けた危うさの原因となったわけだが、一応の持論として「気の病はどうしようもない」ので、「後から顧みて結果としてOKだったと思えることはしとけ」と考えた。

詩吟や中国文化、日本では南北朝時代の見直しなどを進める。具体的に何をもって人の役に立てるかは、追々形にしていきたいと思う。