とある魔術の禁書目録第十七巻

新潟酒の陣から帰ってきてから一挙に読み終えてみました。

概して、現時点ではあまり面白みが無い展開です。どうせなら次巻以降が出るまで待った方が、これから読む人は幸せかもしれない。

とにかく科学側が絡まないと、キャラが濃いだけで話はつまらないため、全容とまではいかずとも概観ぐらいはさっさと明らかになってほしいものです。第十六巻の場合はそういうこと抜きにして、第一巻の頃のような勢いとまとまりがあったからこそ、面白かったように思えます。

一応補足しておくと、出来自体は良いです。展開がわかりやすすぎるのも恐らく狙っていると思われるので(ここでやらないと二度とやれない描き方であると思われるし、あとがきでもそのように取れるよう触れている)、やはり次に期待するしかありません。

新潟酒の陣についても書いておきますと、二年ぶりに足を運びましたが、大盛況でした。相変わらず私は足役なので飲めませんでしたが、酒造元に勤めている友人などにも期せずして再会でき、楽しめました。食料品コーナーもありましたからね。

ただまあ、未だにどうも「ぶっぱなし」っていう感じが強く、もったいないですね。委員会などにそういったことに長じた人を招くなどしないと、これからの伸びしろは無いでしょう。