うらGおふぁんたじー、配信終了へ
第五十一回放送にて「十月二日配信分(第五十三回)にて終了」との斎藤千和編集長の発表があった。
ネーム募集を公言しなくなった時期とチャバフェスで盛り上がり始めた時期が一致したのが幸運で、さもなければ増刊CDが出るまで間が持たなかったかもしれない。
残念なのは、あの時期に番組の向かう先が「漫画を掲載すること」から「みんなで盛り上がってCDを出したりする」、「楽しければ何でも良い」に変わったっぽいこと。ただし、漫画掲載にこだわっていたら、ぽっと掲載されただけで終わっていただろう、との認識もある。
興味深いのは、この形式で何ができて、何ができたのか、斎藤さんはどうしてあんなに素敵なのか、という諸々がわかったことで、最後はほとんど感想だけれども、素晴らしい番組だったと思う。
それにしても、ここまで続くと誰が予想しただろう。最初に形を作り上げた関係者の方々の努力はもちろん、それを練り上げていったラジメンの熱意は、代えがたいものだった。
ところで真っ先に思い出したのがゲーム批評で、「広告募集中」と裏面にでかでかと表示しながら、結局は休刊した雑誌だった。
ああ、それにしても、素晴らしい一年間だった。