パソコン版三国志11PK「南蛮征伐」における早解きについて
三国志11PK、超級「南蛮征伐」の要点は4つあります。
これらが全て完了すれば、完全攻略したと言っても過言ではありません。
とはいえ、史実だと一年足らずで南征は終了しますが、ゲームでは無理です。しかしながら、一か月以内に江州から先発することは可能で、CPUの特徴として領土内に一部隊でも敵が侵入すると全力で迎撃してくることから、これを利用して後続が追いつくまでに敵に戦闘準備を取らせずにおびき寄せることが可能です。兵舎などが建てられてからでは、兵士数や物資でCPUが優遇される超級の特性上、攻略は困難になります。
なおこの記事での設定では、女性武将を登場させていません。ですから、疾走や工神持ちがいる女性武将有りのプレイでは、もっと楽になります。
さて、ここで具体的な南征の進行方法について触れる前に、2について触れたいと思います。というのも、孔明が南征から戻るまで待っていると、天水にいる姜維が別の場所に異動させられてしまう恐れがあるためです。姜維の能力は抜群で、捕まえれば先ず間違いなく仲間にできる相性の良さもあって、多少の無理をするだけの価値はあります。
馬超はゲーム開始の翌年には寿命を迎えますが、馬岱を同部隊に配置すれば、さして気にする必要はありません。むしろ後ろに引っ込めておく方がもったいないです。騎馬、戟兵、弓兵の4000×3部隊でもって、天水を急襲、部隊を壊滅状態に追い込んでからの一騎打ちなりなんなりで、意地でも姜維を捕虜にします。
ここまで兵数を減らせば……。
ある程度つり合いが取れる相手なら一騎打ちを受けてくれます。この場合は馬岱に名乗らせています。見事成功。
実際はこのように馬超とやり合うハメになるため、姜維は地獄を見ます。逃がさないよう、最後は必殺や無双で一挙に決めましょう。
捕まえてしまえば、後は登用のコツさえわかっていれば簡単に登用が可能です。まあ、運が絡みますので、駄目なら駄目で諦めましょう。あんまりのんびりしてると、長安や上庸から攻められた際に対応できません。
1に話を戻します。南征において最も重要なのは、やはり人選でしょう。魏のことを考えると、孔明を南に行かせるのさえ、不安に思えるものです。しかしそんな常識的なことは言ってないで、孔明は南に向かわせた方が良いと考えます。
というのも、関索の疾走は確実な撹乱方法とはいえず、馬の数自体も少ないため、ごり押しはし辛いのです。李恢の機略があれば良いといえば良いのですが、撹乱は江州側でも行いますので、出来るだけそちらで用いたいものです。
個人的に一番の難点は、異動に消費される行動ポイントです。この南征は十日でも早く終了させたい所ですので、異動は最小限に留めなくては、準備が間に合いません。具体的には、永安から江州へ兵士・物資を輸送→広州から先発隊が出撃、余った兵士・物資を成都へ輸送→輸送が完了し次第、成都から後続部隊が出撃、という流れになります。成都では内政も急いで行う必要がありますから、行動ポイントは10どころか5でさえ貴重です。符節台が各所で建ってしまえば取り回しが楽になりますが、その頃には出撃が間近となっています。
以上、色々と難点を挙げましたが、これらを踏まえた上で人員を配置するのであれば、後は好みの問題、というのは頭に置いておいてください。
さあ、いよいよ南征の人選です。
少ないと思うかもしれませんが、行路の狭さを考えれば、これで十分です。兵糧はそれぞれ、250日〜300日分は欲しいです。場合によってはわざと敵の反撃を受けて兵糧の消費を調整することもありえます。まあ、ここまでの準備が出来る方なら、そこら辺の計算も出来ると思います。足りなければ輸送すれば良い、ぐらいの気持ちでいましょう。
ここからは、実際にやっていただければわかるのですが、魏延らが敵の領地に入った途端、これでもかと部隊が出てきます。永安から広州、成都へと回ってきた輸送を受け取り、孔明らが出発すると、ちょうど敵の後ろを通り過ぎることができるはずです。魏延らは毒沼の辺りまで行かず、細い道で陣と軍楽台を建て、誘い込みましょう。
また、この魏延らの迎撃に出た部隊は、兵糧が乏しく、魏延らに接触してすぐに兵糧切れを起こします。ですから、すぐには攻撃せず、撹乱で動きを止めるのが正解です。兵糧が完全に切れたところを攻撃すれば、効率良く撃滅できます。
孔明らはその間に建寧へ。1〜2部隊はそれでも迎撃に出てきますし、雲南からの増援も来ますから、数では圧倒的に不利です。しかし一番の敵は兵糧切れですので、的確に孔明の撹乱を用い、囲まれないように各個撃破に努めれば、じきに敵の方が息切れを起こします。魏延らもそう手間取りませんので、じきに追いついてこられます。
建寧さえ落としてしまえば、後は巡察と訓練をするだけして、さっさと雲南まで行きましょう。それを見越して輸送部隊を成都から出発させておくことも忘れてはなりません。この輸送の内訳は、攻城兵器一つと兵糧がメインとなります。武具については、よっぽど備えを怠っていなければ、当座の分は用意できているはずです。参考までに書いておくと、雲南は建寧ほどの抵抗は受けません。兵舎を確実に破壊できるルートを取り、一挙に揉み潰しましょう。
この画像では8月になってしまっていますが、南蛮勢の登用後に撮影しているためです。出師の表イベントも終わり、いよいよ北伐へ。
3、4については、順次消化できるはずです。
ここまでが何度もこのシナリオを経験した上での意見ですが、こうも早解きにこだわるのは、それだけ戦略の幅が広がるからです。他のシナリオでは早かろうが遅かろうが、蜀漢のオールスターが揃っていますから、あまり実感は湧きませんが、このシナリオは違います。
少しでも皆さんがこのシナリオの面白さを堪能できるよう、祈っています。
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